株式会社サンクルでは栃木県の方からの土鈴の買取・引取をおこなっております。
趣味で集められた土鈴を売りたい、亡くなられた方が集めていた土鈴を売りたいなど、土鈴の買取に関してはお気軽にご相談下さい。
もちろん栃木県以外で購入された土鈴の査定も致しますので、お気軽にご相談下さい。
(当社の土鈴の買取事例は「土鈴買取」のページでもご紹介していますので、是非ご参照下さい)
買取ができる土鈴は、基本的には「戦前に作られたもの」又は「有名な作家の作品」で、かつ、「保存状態の良いもの」になります。
共箱(作者が署名捺印した箱で、箱の表側には作品名、裏側に作者の名前が書いてあるもの)や札などが付属している場合は、制作時期や作者を特定するものになりますので、一緒に保存しておいてください。
買取が出来ない場合は無料で引き取りをさせて頂くこともできます。
引取りさせて頂いた土鈴は、インターネットへの出品や海外への輸出などで、廃棄はせずにリユースするようにしております。
インターネットへの出品は障がい者福祉施設の方々に出品作業をお願いしているものもあります。
無料で引き取りさせて頂いた土鈴が、社会貢献につながるような形になればと考えております。
栃木県の作家の土鈴
栃木県在住の作家さんの土鈴には人気の土鈴がたくさんあります。
【佐野市の作家】相沢市太郎さんの土鈴(佐野土鈴)
相沢市太郎さんは土鈴作家さんの中でも有名な作家さんの一人です。
号を土比古とされていました。
猿蟹合戦や狐の嫁入りなど民話を題材にされた土鈴も数多く制作されています。
104歳まで生涯現役を貫かれ作品を作り続けられました。
神奈川の土鈴のページでご紹介しました相沢伊寛さんは、相沢市太郎さんのご子息です。
【佐野市の作家】山口壬三さん(下野佐野土鈴)
山口 壬三(ていぞう)さんが制作される土人形は「堀米人形」と呼ばれています。(山口壬三さんの父である山口安太郎さんが佐野市内の堀米で土人形をつくりだしたことが由来だそうです)
山口さんのご自宅は先ほどご紹介した相沢市太郎さんのご近所で、お父様の山口安太郎さんと相沢市太郎氏さんは幼馴染みで、一緒に片柳喜一郎さんのところで箱庭玩具を作られていたそうです。
山口壬三さんは、人間国宝である博多人形作りの小島与一さんの弟子となり2年間博多人形の技法を学ばれました。
山口さんの作品は雛15人揃いなど、小ぶりで丁寧な色彩の土鈴が多くあります。
栃木県の授与土鈴
授与品とは、神社の境内の社務所で初穂料とお供え頂くのと引き換えにお渡しする参拝記念品です。
授与品は商品ではない為、「売る」「買う」という言葉は使わずに「受ける」という言葉を使います。
神社で受けられる「土鈴」も授与品の一つです。
【足利市】鑁阿寺の授与鈴
鑁阿寺は、鎌倉時代、建久七年(1197年)に足利義兼によって建立された真言宗大日派の本山。
鑁阿寺の授与土鈴は背面に「大日尊鑁阿寺」と刻まれた「鬼鈴」があります。
【佐野市】唐沢山神社の授与鈴
唐澤山神社の御祭神は、「むかで退治」の伝説や、天慶の乱で平将門を滅ぼした藤原秀郷公です。
唐沢山神社の授与鈴は、御祭神の藤原秀郷公が別名「俵藤太」であったことに因んだ「俵鈴」があります。
土鈴の無料引取り
比較的新しい土鈴(戦後に制作された土鈴)や有名な作家の作品ではない土鈴は買取が出来ない場合が多くあります。
戦後に大量につくられた土鈴であっても、数十個まとめて数百円から数千円で再販売できる場合もあります。
そのように再販売できるものは多くあるのですが、再販売するために必要な保管費用、運搬費用、販売にかかる人件費などの経費を考えると、買取をするのが難しくなります。
「故人が楽しみで集めたものなので、処分はしたいけれど、捨てるのはちょっと・・・。」という場合は、無料で引き取りさせていただいております。
下のお写真の様にお送りいただき、無料で引き取りをさせて頂いたものは、下にご説明しますようにリユースします。
障害福祉施設との提携
先程ご説明しましたように、買取が難しい土鈴のほとんどは再販売できたとしても、1体数十円~数百円程度となるものがほとんどです。
ただ、趣味で集められている方の中には、一般的な市場ではほとんど価値がなくても、その方にとっては1,000円~数千円の価値を感じられる土鈴もあります。
そういった方へネット販売することでリユースします。
当社では、このネット販売をするための作業を、障がい者福祉施設様へ委託して、売上の一部を業務委託料としてお支払いしています。
土鈴と一緒に古本やアクセサリー、古着、レコード・CD、おもちゃ、楽器などもお送りいただけましたら、それらをフリーマーケットで販売して障害者福祉施設様の活動資金の一部にさせていただいております。
封筒や使いかけの切手なども土鈴などと一緒にお送りいただけましたら、障害者福祉施設様から出荷する際に使用させていただきます。
お送りいただいた切手や封筒で節約できた分も障がい者福祉施設様の工賃として貢献させていただきます。
このようにして、引取りさせていただいたこけしをリユースすることに加えて、障がい者施設様へお仕事を依頼することでの社会貢献にも活かせればと考えています。
ガレージセールへの協力
コケシや土鈴と一緒に当社の片付け事業で無料引取りさせていただいた古本や古着などを神奈川県藤沢市にある就労継続支援B型事業所ぱぴる様に提供して、不定期でぱぴる様の事業所内でガレージセールをおこなっております。
当社のメンバーもお手伝いに参加させていただいています。
当社では「障がいのある方の『働きたい!』を応援する 障がいビズ」にも協賛しています。
海外へ輸出
買取が難しい土鈴の多くは、ネットで販売をしても売れ残ります。
ネット販売で買い手がつかないものは、海外へ輸出することでリユースします。
当社では、日本国内にある輸出業者様へお渡しするので、どの国に送られるのかは分かりません。
ただ、どの国に行くにしても、新しい持ち主の元で大事にされることで、収集されていた方も喜ばれるのではないかと思います。
お問い合わせ
「土鈴を売りたい」「土鈴を引き取って欲しい」という方はお気軽にお問い合わせください。