株式会社サンクルでは横浜市、川崎市、藤沢市、鎌倉市など神奈川県の方の土鈴の買取・引取をおこなっております。
当社では藤沢市にも拠点つくりを進めており、特に神奈川県の方からの買取に力を入れています。
趣味で集められた土鈴を売りたい、亡くなられた方が集めていた土鈴を売りたいなど、土鈴の買取に関してはお気軽にご相談下さい。
もちろん神奈川県以外で購入された土鈴の査定も致しますので、お気軽にご相談下さい。
(当社の土鈴の買取事例は「土鈴買取」のページでもご紹介していますので、是非ご参照下さい)
買取ができる土鈴は、基本的には「戦前に作られたもの」又は「有名な作家の作品」で、かつ、「保存状態の良いもの」になります。
共箱(作者が署名捺印した箱で、箱の表側には作品名、裏側に作者の名前が書いてあるもの)や札などが付属している場合は、制作時期や作者を特定するものになりますので、一緒に保存しておいてください。
買取が出来ない場合は無料で引き取りをさせて頂くこともできます。
引取りさせて頂いた土鈴は、インターネットへの出品や海外への輸出などで、廃棄はせずにリユースするようにしております。
インターネットへの出品は障がい者福祉施設の方々に出品作業をお願いしているものもあります。
無料で引き取りさせて頂いた土鈴が、社会貢献につながるような形になればと考えております。
神奈川県の作家の土鈴
神奈川県在住の作家さんの土鈴には人気の土鈴がたくさんあります。
【藤沢市の作家】相沢伊寛(あいざわ ただひろ)さんの土鈴
相沢伊寛忠さんは栃木県出身の作家さんで、相沢さんのデザインされた土鈴「頭竜」は平成24年用年賀郵便切手の絵柄に採用されています。
相沢伊寛さんのお父様は栃木県の土鈴のページでご紹介しております相沢市太郎さんです。
神奈川県の地域情報サイト「タウンニュース」では以下のように紹介されています。
昭和5年生まれで栃木県出身、実家が窯元だったこともあり、芸術の道を志した。武蔵野美術大学で洋画科を専攻するも、尊敬する父の影響で卒業後は陶芸の道に進む。観光土産として作品を販売するために藤沢へ移り、その後はデパート催事などに数多く出展。その後、西ドイツ招待展など、海外へも出品している。
タウンニュース
相沢伊寛さんが制作された土鈴を総称して「相模土鈴」と呼ばれています。
【鎌倉市の作家】蝉丸(せみまる)さんの土鈴
蝉丸さんは北鎌倉で活動されている人気の女性造形作家です。
JR横須賀線 北鎌倉駅から徒歩10分のところに蟬丸工房と北鎌倉ギャラリー 月があります。
作品に関してはホームページで以下のように説明されています。
作品は陶土を成形して高温の1回焼成後、彩色、箔、和紙などで仕上げていきます。天然石や羽を使用したオリジナルアクセサリーを付けることもあります。
蝉丸
成形した本体は焼成前は荒目、焼成後は細目のヤスリを番手を変えながら使い、肌を滑らかにします。絵の具はアクリルを使うことが多かったですが、最近は油絵具や漆を使用して下地から新手法にチャレンジしています。
当社でも買取をさせていただいた作品があります。
【伊勢原市の作家】渡辺石芳さんの土鈴
渡辺石芳さんは神奈川で20数年製作された後、2005年福島県いわき市に移住されました。
2007年に湯ノ岳の山麓で平和湯ノ岳窯として窯を開かれています。
神奈川県の授与土鈴
授与品とは、神社の境内の社務所で初穂料とお供え頂くのと引き換えにお渡しする参拝記念品です。
授与品は商品ではない為、「売る」「買う」という言葉は使わずに「受ける」という言葉を使います。
神社で受けられる「土鈴」も授与品の一つです。
【鎌倉市】杉本寺の授与鈴
杉本寺は天平六年に創建された鎌倉最古の寺として有名です。
【鎌倉市】円覚寺の授与鈴
円覚寺は、鎌倉時代後半の弘安5年(1282年)に執権北条時宗が中国・宋より招いた無学祖元禅師により開山されたお寺です。
【鎌倉市】東慶寺の授与鈴
東慶寺は以前は「駆込寺」「縁切寺」として知られた尼寺でした。
女性から離婚できなかった封建時代に「駆け込めば離縁ができる女人救済の寺」として鎌倉時代の弘安8年(1285年)から明治に至るまでの600年間、縁切りの寺法を引き継いできました。
明治4年(1871年)、廃仏毀釈の影響により縁切りの寺法は廃止となり、明治35年(1902年)に尼寺の歴史も幕を閉じました。
土鈴の無料引取り
比較的新しい土鈴(戦後に制作された土鈴)や有名な作家の作品ではない土鈴は買取が出来ない場合が多くあります。
戦後に大量につくられた土鈴であっても、数十個まとめて数百円から数千円で再販売できる場合もあります。
そのように再販売できるものは多くあるのですが、再販売するために必要な保管費用、運搬費用、販売にかかる人件費などの経費を考えると、買取をするのが難しくなります。
「故人が楽しみで集めたものなので、処分はしたいけれど、捨てるのはちょっと・・・。」という場合は、無料で引き取りさせていただいております。
下のお写真の様にお送りいただき、無料で引き取りをさせて頂いたものは、下にご説明しますようにリユースします。
障害福祉施設との提携
先程ご説明しましたように、買取が難しい土鈴のほとんどは再販売できたとしても、1体数十円~数百円程度となるものがほとんどです。
ただ、趣味で集められている方の中には、一般的な市場ではほとんど価値がなくても、その方にとっては1,000円~数千円の価値を感じられる土鈴もあります。
そういった方へネット販売することでリユースします。
当社では、このネット販売をするための作業を、障がい者福祉施設様へ委託して、売上の一部を業務委託料としてお支払いしています。
土鈴と一緒に古本やアクセサリー、古着、レコード・CD、おもちゃ、楽器などもお送りいただけましたら、それらをフリーマーケットで販売して障害者福祉施設様の活動資金の一部にさせていただいております。
封筒や使いかけの切手なども土鈴などと一緒にお送りいただけましたら、障害者福祉施設様から出荷する際に使用させていただきます。
お送りいただいた切手や封筒で節約できた分も障がい者福祉施設様の工賃として貢献させていただきます。
このようにして、引取りさせていただいたこけしをリユースすることに加えて、障がい者施設様へお仕事を依頼することでの社会貢献にも活かせればと考えています。
ガレージセールへの協力
コケシや土鈴と一緒に当社の片付け事業で無料引取りさせていただいた古本や古着などを神奈川県藤沢市にある就労継続支援B型事業所ぱぴる様に提供して、不定期でぱぴる様の事業所内でガレージセールをおこなっております。
当社のメンバーもお手伝いに参加させていただいています。
当社では「障がいのある方の『働きたい!』を応援する 障がいビズ」にも協賛しています。
海外へ輸出
買取が難しい土鈴の多くは、ネットで販売をしても売れ残ります。
ネット販売で買い手がつかないものは、海外へ輸出することでリユースします。
当社では、日本国内にある輸出業者様へお渡しするので、どの国に送られるのかは分かりません。
ただ、どの国に行くにしても、新しい持ち主の元で大事にされることで、収集されていた方も喜ばれるのではないかと思います。
お問い合わせ
「土鈴を売りたい」「土鈴を引き取って欲しい」という方はお気軽にお問い合わせください。